2021九州リーグ vs サガン鳥栖

2021年10月10日（日）SAGAサンライズ球技場

高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2021九州

vs サガン鳥栖

２－１（前半１－０）

得点：12分 修也、71分 失点、80＋1分 仁人

交代：央河→晴澄、開一→康、修也→祐志、仁人→洸太

コロナの影響で九州リーグが1巡のみに決定し、2ヶ月振りの公式戦が九州リーグ最終戦。

相手は夏の全国クラブユースで準優勝のサガン鳥栖。

私達は夏のクラブユースで結果を出せなかったですし、県U-15も中止になり、まだ何も残していないし、示せていない。

この2ヶ月、悔しさを糧にして練習やTRM、合宿を重ね、積み上げてきたもの、自分達の可能性、最後の高円宮杯に繋げるためにも、降格は無くなったものの、久し振りの公式戦で鳥栖相手にここで魅せてやろう、示そうと臨みました。

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10月とは思えない暑さの中、kick off。

暑さや相手のストロングを意識して守備のスタートラインを下げてスペースを消しながら対応しました。

前半12分、相手の縦パスが入り仕掛けてきたところを奪いカウンター。サークル辺りで受けた修也がヒール気味に流したボールを仁人が運び出しながら仕掛けてゴール前へ。狙いにいったのがズレて、それがちょうど走り込んだ修也の前に転がり、それを押し込み先制。

その後も我慢しながら、耐えながらカウンターを狙う展開。

個を活かした仕掛けやロングスローやCKで長いボールが相手の長身選手めがけてガンガン飛んでくる中、声を掛けながら、身体を張りながら我慢強く戦っていました。

この1週間、珍しく1対1やロングスローの対応のトレーニングした成果もあったかな…。

後半になり、気温も更に高くなり、前半は飲水のみでしたが、後半はクーリングブレイクも入りました。

気持ちは折れませんでしたが、徐々に運動量も落ちてきたこともあり、守備ではなんとか対応するものの、前線での守備を積極的にプレスに行くことや攻撃に繋げることが難しくなっていきました。

後半残り10分を切り、あともう少しと思い始めた71分。

仕掛けの対応に出遅れた一瞬の隙をつかれ同点に。

正直ちょっとマズイなと思いました。頑張って耐えていただけにあと僅かで追いつかれたのは精神的にくるなと感じました。

ただ、まだ同点で負けてはいない。大事なのはここで崩れずに失点を続けないこと。

すぐさま、前の選手を3枚替え。相手は勢いを持って2点目を狙ってくるので、耐えるだけでは厳しい。フレッシュな選手で守備も攻撃もできるように前を活性化。

しかし、案の定鳥栖の勢いは増し、クロスやCKが立て続けに続く。

そんな中、アディショナルタイムが本部から出される。

「アディショナルタイム8分です。」

私・Kコーチ 「はっ 8分！？！？！？」

マジか…。長過ぎるやろ…。と

いつもでしたらベンチからあと2とか3だぞと頑張れと伝えるのですが、今回は伝えませんでした。

「あと8分」とか言ったら、は⁉︎ 長い！と心折れちゃいそうで。笑

ただ選手達は諦めなかったですね。アディショナルタイムに入り、相手のCKを防いだ後の80＋1分。

ゴールキックから素早く繋ぎ、凪から前線で待つ祐志にロングボールを送る。

祐志が相手DF2・3人を連れながらガチャガチャと潰れてくれて横に溢れたボールを入れ替わるように走り抜けながら拾った仁人がスルスルと相手の間をドリブルで抜け出す。

目の前はGKとの1対1。

あのドリブルからシュートを見ている時間は、スローモーションのような感じで行け！行け！と願いながら、ボールの行先を見ていました。

ゴールの瞬間、久し振りに痺れましたね。

そしてそこからはひたすら声を掛けながら、耐えながら、時間を使いながら。アディショナルタイム長かった…。いや後半は全部長く感じましたね。

終了の笛が鳴った時の選手達の顔、喜び、歓声。こういう瞬間があるからサッカーやめられないですよね。指導者としても多分選手達も。

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ただ、選手達も重々理解していると思いますが、技術や内容的には全然及びません。ある意味、中学生だからこそ付け入る隙があり、戦い方の部分で上手くいっただけです。神様にもだいぶ助けてもらいました。笑

守備の部分は頑張れましたが、奪ったボールをもっと大事にして、攻撃の時間を増やしたかったですし、内容で互角に戦えるようになりたい。

だからこそ、結果で勘違いせずに、良いきっかけ・自信にして、足りない部分を認識して、次に繋げてほしいと思います。

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いちはやくリーグ戦を終えました。他のチームは来週で最後かな。それから最終順位が出ると思います。ほぼ動かないかなとは思いますが、4勝5敗の勝点12。

もうちょっとやれたよなと感じてしまいます。思い返してもあと2つ3つはなんとかなったよな…。まあそれを発揮できない部分が力不足なのですね。

1巡のみになってしまいましたが、貴重な素晴らしい経験ができたと思います。最後の高円宮杯やこれから先のステージでその経験、失敗や悔しい想いを生かしてほしいなと思います。

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最後に今回リーグ最終戦ということもあったのだと思いますが、沢山の保護者の方々が応援に来てくださいました。凄く力になりました。本当にありがとうございました。

残すは高円宮杯。九州を勝ち抜き、全国へ行けるように頑張りますので、あともう少し応援・サポートのほどよろしくお願い致します。

保護者に撮っていただいた写真↓↓