サガン鳥栖 U-15・U-18 そして央羅
高円宮杯U-15全国大会が終わりました。
サガン鳥栖が優勝!
凄いですね。全国でもトップレベルとは思っていましたが、流石ですね。全国の結果をいつも気にしていましたが、同じ九州リーグの仲間として凄く嬉しいです!
少し悔しい気持ちもありますが…。
以前のblogでも多分書いたと思いますが、自分達もあの舞台で戦いたかったし、クラブユースで鳥栖に戦えたこともあり、ある程度はやれたのではないかと思わずにはいられないって勝手に思っています。現実はそんなに甘くはないのは分かっていますが…。
兎にも角にもおめでとうございます。
またU-18も日本クラブユース選手権で優勝。
U-15、U-18で全国優勝はヤバいですね。
インターネットでLIVE中継がありましたので、観れる範囲で観ていました。
まあ強い。何て言っていいのか分からないけど、現実的に強い。
そして、何より嬉しいのはOB央羅(澄海の兄ちゃん)の活躍。
2回戦ジェフ戦のドンピシャクロスの1アシスト、準決勝アントラーズ戦の決勝ゴールのアシスト、そして決勝戦、FC東京戦での1ゴール1アシストのマンオブザマッチの大活躍!
決勝での央羅の記事です。(ゲキサカ)↓↓
https://web.gekisaka.jp/news/amp/?320616-320616-fl&320616-320616-fl=&__twitter_impression=true
毎回、途中出場ですが、結果をちゃんと出し続けました。準決勝は病院のロビーで観ていたのですが、決勝ゴールのアシストをした時は思わず声とガッツポーズが出てしまいました…笑
ここからは、私の知っている限りの中での個人的見解で話します。ご了承ください。
思い返せば、央羅は悔しい思いばかりの3年間だったと思います。
ある意味U-15まではチームの中心でやってきて、やれるという自信もあったと思います。ただ、九州内外からそういうレベルの高い選手達が集まるチームですので、わかってはいたものの簡単ではない。下部組織からも全国レベルの選手がどんどん入ってくる。
ライバル達に先を越され、自分自身も上手くいかない。焦りやいろんな感情からやっているのに認めてもらえないと、自分で足りないことも認めつつも、誰か周りのせいにして腐りかけて辞めることも考えている状態でした。(昨年の5〜6月くらい、2年に上がったばかりの時期かな)
その時期にたまたま仕事で鳥栖に行ったので、央羅に会ってご飯食べて話をしたりしました。
でも、そこらへんから央羅は自分で変わった。
周りではなく、自分にベクトルを向け、全てのことをポジティブに捉えて、やり続けるようになりました。
苦手だった長距離の走りも積極的に取り組み、今までノルマのタイムに入れなかったのに、普通に入るようになっていったと聞いています。
そうすると不思議と出場時間や機会が増えて行く。
U-18の監督やスタッフ陣から顔つきが変わった、プレーなども凄く良くなってきたと聞きましたし、Twitterなど鳥栖のサポーター方のSNSで随時チェックしているのですが、出場していることや得点、アシストや良いプレーのことが書いてある。
こないだプリンスリーグの日章戦も観ていましたが、普通に上手くなっているし、逞しく良い顔をしている。
そしてこの最後のクラブユース全国大会。
コロナの影響でプレミアリーグが無く試合も少なくなったことや今までの悔しさを晴らすような央羅の活躍。
元々身体能力は高かったですが、不器用な部分もあり笑、県トレどころか地区トレにも入らなかった選手が日本一になった。私も嬉しいを通り越してありがとうでした。
私も分かり得ない本人しかわからない辛い悔しい思い、保護者の想い、思い描いた3年間じゃなかったかもしれない。本人はまだ物足りないかもしれない。
だけど、立ち止まりそうになりながらも、やり続けたし、負けなかった。
本人には伝えたけど、この過程が大事。
キツかったかもしれなかったけど、上手い強い選手達が手を抜かず全力でやるチームで、かけがえのない素晴らしい経験をした。これは望んでもなかなか得られるものじゃない。
人生の縮図のような経験をし、自分次第で変えられるということが分かっただろうし、私達にも教えてくれた。
これから関西の大学に行ってサッカーを続けるが、この先が更に楽しみになりました。
ありがとう央羅。おめでとう。そして3年間お疲れ様。
これからも応援しています。
皇馬も良い先輩をお手本に頑張らなくちゃな。
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