県U-15選手権4日目(準々決勝・準決勝)

県U-15選手権4日目(準々決勝・準決勝)

2020年8月29日(土)姶良総合運動公園陸上競技場

鹿児島県U-15サッカー選手権大会

準々決勝

vs 鹿児島ユナイテッド

2-0(前半0-0)

得点:澄海、晴翔

準決勝

vs 神村学園

0-2(前半0-2)

3位


残念ながら準決勝敗退で3位で終わりました。

準々決勝の鹿児島ユナイテッド戦は良い内容ではなかったもののなんとか勝ち上がりましたが不安が残る内容でした。

準決勝の神村戦は前半15分はずっと主導権を持ってチャンスを作っていたのですが、決め切らずにいるとクーリングブレイク後のミスからの最初のピンチで失点。

1分後にちょっとしたコミュニケーション不足でやってはいけない連続失点。

最初のピンチを失点してしまった事により、今まで全部前で取れていた守備がちょっと腰が引けてしまい、後手に回ってしまいました。

そうなると、良い守備ができていないので当然攻撃も上手くいかなくなってくる。

また2点リードされているという心理からか長いボールが増え、前に早くなってしまい、失う回数も増える。悪循環ですね。

ハーフタイムに選手を変え、一つのきっかけで必ず流れは来るから、焦らず、急がず、まずは1つ良い形を作ろうと伝えて、ハッパを掛けて送り出しました。

しかし、後半はチャンスを作るもののバーに嫌われたり、寸前の所で守られ最後まであと一歩が届かず、前半のような良い流れも作り切らず、そのまま試合終了。

後日、KKBのKAPLIで実況付きの放送を観たのですが、やはり、暑さもあり2試合目ということもあったと思いますが、運動量が減り、間延びしてしまい守備の連続性や厳しくプレッシャーを掛けれなかった。これはいつも言っている中盤の守備がルーズなのとディフェンスラインが怖れて無意味に下がってしまった点もあると思います。

そして何よりも攻撃が前に早過ぎる。早く取り返したい気持ちが強く、せっかく奪ってもすぐに前に入れて少ない人数で無謀な仕掛けが多い。状況次第では必要な部分ですが、もっとしっかり繋いで、拡げて、時間を増やして、関わりを増やしていく必要がありました。

たらればは無いのですが、失点シーンでも、守備の部分でも、攻撃の部分でも、こうすれば、こうしていればという反省が多かった勿体無い試合でした。

そして1番の反省点はこの大会通して、自分達の良さを出し切らなかったことに尽きると思います。

この大会はどこか独特の緊張感のある大会ですし、1発トーナメントで試合時間が短いのもあります。また他のチームも同じですが、コロナの影響で公式戦がほとんどない状況でここまできていることもあるかもしれません。

ただ2月のクラブ新人戦で負けた時もそうでしたし、先日の九州リーグ初戦も勝ったものの、中身は同様な感じでした。

ジュベン戦もFA戦もユナイテッド戦も感じました。

今までやってきたようにできない。観ていた方もそう思ったかもしれない。

1点入るとようやく落ち着いてボールと人が動き出す。その心理は分かりますが、先日のブログでも書いたように相手が強くなればなるほど0-0の状態が長くなることが多いだろうし、リードされる状況もある訳で、そこでどれだけ勇気を持ってできるかが求められる。

自分達の力を出せないというのは私も含めて自分達の中にあるものが大きいと思いますので、精神的な部分でも考え方や姿勢なども含めもっと成長が必要ですし、ある程度のレベルまでの攻撃や守備はできるようになってきていますが、もう一歩先の相手が強くても、追い詰められた状況でも発揮できる、本当の力をまだ身に付けられていないという部分もあります。

それは身に付けさせられていない、選手達の持っている力を発揮させることができなかった私の力不足、責任が1番であることは間違いないのですが、選手達が変わらないといけない部分も多々あるのも事実です。

日頃のトレーニングに全力で取り組み、細かい部分に拘り、日常に含まれる人としての力や考え方など、もう一度取り組んでいきたいと思っています。この結果を自分達を見直すきっかけとして、この悔しさを次に繋げていきたいと思います。

早速、9/1(火)のトレーニング時に、この悔しさや経験を次に繋げ、現状を変え、リーグや高円宮杯に繋げようと話をして、選手達も積極的に取り組んでくれました。

もちろん急には変わらないですが、ちょっとずつ、確実に強く巧く賢くなっていけるように頑張りたいと思います。

保護者の皆様方には大会期間中、コロナの感染予防対策等でご協力を頂き、しっかりルールを守りながら、沢山の応援を頂き誠にありがとうございました。今大会は悔しい結果に終わりましたが、必ずこの結果を次の大きな喜びに変えられるように頑張りますので、また応援サポートをよろしくお願い致します。