アビスパカップ最終日

アビスパカップ最終日

2018年12月29日(土)グローバルアリーナ

アビスパ福岡アカデミーカップU-14サッカー大会

準決勝

vs FC琉球

2-3(前半1-1)

得点:真宙、琉成

大会最終日。

天気は良かったですが、気温は前日と同じでやはり寒かったです。

試合はCKからのカウンター、安易なファールからの直接FK、FWが簡単に失ってからのカウンターの3失点。

全体としてはそんなにやられてはいないのですが、やられ方が悪かったですね。

攻撃も賢く、ちゃんと観て判断できれば、もっとチャンスを作り出せたはず。

あと、この大会はほとんどの試合で全員出場して、3日間の出場時間も平均的にしたつもりです。(ポジションによって若干の違いがありますが)ただ、その中でまだ戦えない選手のところからやられたり、チャンスを逸してしまうところも多々ありました。それは勘違いして欲しくないのですが、チームの中で能力的に劣っているという訳ではなく、戦える力は充分にあるけど戦えていないということ。

特に足りないと思う部分は自信などのメンタル面や自分の使い方、生かし方をまだ理解していないこと。

どうやったら自分の力をチームの力にすることができるのか、考え方や方法、気持ちの部分。簡単ではないけれど、変えられる部分だと思います。

個人を上げていくことで、足し算方式でチームの地力を上げ、チームでの考え方ややり方で掛け算方式でチームの総合力を上げていく。伝えにくいですが、私はそんな感じであると思っています。

ミーティングの中でも伝えましたが、これからチームとして大きな目標を持って上を目指して戦うと自分達で決めた以上、平等ではなく、公平に選びます。

もちろんできるだけチャンスは与えますが、そのチャンスもピッチに立つのも基本は日頃の練習、TRM、試合の取り組み方や姿勢、パフォーマンスなどによって公平に選んでいくつもりです。

今回強い相手とたくさんできましたので、チーム・自分の力がなんとなくわかったはずです。ここからどうすべきなのか考え、取り組んでほしいです。

3位決定戦

vs ブレイズ熊本

4-0(前半2-0)

得点:真宙、強利、澄海、遼海

メインスタジアムでの3位決定戦。

この試合も交代しながら全員出場させ、全員30分以上出場することができ、その中でしっかり良い内容で戦えたと思います。

しっかりと繋いで来る相手に、チームでしっかりと守備をして、奪ったボールを大事にしながら積極的に攻撃できました。

良い形で大会を終えることができて良かったです。

この日はなんかモヤモヤすることがあったのですが、選手達が最後良い内容・結果で終えてくれたので、全部忘れました(笑)。

3日間の大会を終え、まず素晴らしい環境で、素晴らしい相手と沢山させて頂いた大会運営のアビスパ福岡さん、施設のグローバルアリーナさんに感謝致します。

私も選手達も素晴らしい経験ができました。試合のサッカーの部分はもちろんですが、一緒にいる時間も長かったですので、ミーティングでいろいろ伝えることができたり、自分達で話し合う時間も沢山取れたと思います。

またこの時期は多くなるのも仕方がない部分もあるのですが、他のチームなどでは体調不良が出ていたようです。 しかし怪我も体調不良も誰も出ないで3日間過ごせたことも良かったです。

個人でもチームでも良かった部分もありましたし、自信に繋がった部分もあると思います。

しかし、この3日間で技術的なこと、戦術的なこと、精神的なこと、ピッチ外のこと、いろいろな部分で足りないことがハッキリしましたし、まだまだでした。

中学生特有の試合ごとにパフォーマンスに雲泥の差が出る部分も顕著にありましたし、まだまだという気持ちのほうが強かったです。

この貴重な経験を次に繋げてほしいと思います。

この遠征で2018年のU-15の活動は最後になりました。

今年もたくさんの人に支えられ、ご協力を頂き、なんとかやってこれました。

悔しい思いもたくさんありますが、全国大会出場もできましたし、良い思いもたくさんさせていただきました。

本当にありがとうございました。

また2019年もスタッフ一同、選手達と一緒に頑張っていきますので、よろしくお願い致します。