高円宮杯九州大会 vs 神村学園中

高円宮杯九州大会  vs  神村学園中

2021年10月31日(日)OSAKO YUYA stadium

KYFA第33回九州U-15サッカー選手権大会 兼 高円宮杯JFA第33回全日本U-15サッカー選手権大会 九州予選

2回戦

vs 神村学園中(鹿児島県代表)

2-2(前半1-1)

PK6-5

得点:39分 失点、40+1分 凪、64分 失点、68分 松尾

next match 代表決定戦

11/6(土)12:00 kickoff

ビーラインフットボールセンター姶良

vs アリーバFC(宮崎県代表)


高円宮杯九州大会2日目。

初戦はシードでしたので、ここが初陣。相手は前日に日章学園に勝った同じ鹿児島の神村学園中。

言わずもがな全中チャンピオンですし、高円宮杯鹿児島県予選やチェスト1部で圧倒的でした。鳥栖やソレッソと変わらない選手のクオリティーがあると思っていましたし、実際3月にTRMさせてもらった時はボコボコにやられました。

正直、九州大会の組合せも基本どこ入ってもいいと思っていましたが、できるなら神村のところは外したいなと思ってました…笑

ただ決まってからは腹を括りましたし、春先にボコボコにやられた時から次にやった時はどうやって戦おうかとずっと考えていましたので。

今回は沢山の方が応援に来てくださっていたので、詳しい内容は省きます。

相手のストロングに合わせて、システムを変更して我慢強く、粘り強く対応しました。常に先手を取られる苦しい展開、内容でしたが、今回も神様にもだいぶ助けてもらったような気がします。しかし、それは何より選手達が気持ちを出して、走って、身体を張って戦い抜いてくれたこと、そして沢山の応援が、運も結果を手繰り寄せてくれたのだと思います。

ある意味プラン通りですが、育成年代の指導者としてどうなのかと自問自答する部分は正直ありますが、3年生最後の戦いで、選手達の全国へ行きたい強い気持ち、勝ちたい気持ち、そして自分も負けたくないですし、このチームで結果を出したい気持ちを最優先しました。鳥栖戦の効果もあったと思いますが、最後はヘロヘロになりながら本当に選手達が信じてやり切ってくれた。この結果は選手達の強い想いのおかげだと思います。

しかし本当に神村強かった。鳥栖同様、実力では相手の方が数段上、内容やクオリティーではまだまだ遠く及びません。

内容的にも、もっと奪ったボールを大事にし、攻撃の時間を増やすためにCBが幅を取り、SHが高さや幅を取り、前の選手も含め選択肢を増やし、相手の背後を狙いながら繋ぎ、勇気を持ってもっとチャレンジしたかった。細かいことは山程ある。

だから、結果だけに一憂しないで、今足りない部分はしっかり自覚しながら次に繋げてほしいと思います。

今回の勝ちは確かに大きい。今代、圧倒的な力を持つ神村学園を倒せたことは私も嬉しいですし、選手達も嬉しかったと思います。

しかし忘れちゃいけない。

大事なのは次勝つこと。

全国に行くこと。

浮かれるのは次勝ってから。

まだ終わってない。

次勝てなかったら同じ。まだ何も形として結果を出していない。次に負けてしまったら、やはり神村が勝って進んだほうが良かったのにと言われてしまう。

だからこそ、必ず全国への切符を掴み取りたい。

決定戦は絶対難しい試合になる。

昨年はここで負けた。

今年こそ、全国へ。

また1週間良い準備をしよう。

今回は本当に沢山の応援をしていただきました。心強かったですし、間違いなく選手達の力になりました。

ありがとうございました。また次もよろしくお願い致します。

今回も保護者から頂いた写真も含めて↓↓