2024九州リーグ 第5節 vs 大分トリニータ
2024年4月14日(日)熊本県フットボールセンターCOSMOS
高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2024九州 第5節
vs 大分トリニータ
0-2(前半0-0)
交代:桜太郎→雄大、愛琉→綾、彪真→藍斗、大祐→零也、神戸→優來
第5節 vs トリニータ
能力の高い選手が多い相手ですし、自分達の状況や熊本の当日の暑さも含めて、どうやって戦うかを全員で準備して臨みました。
前半はしっかり守備をしながらチャンスを伺う展開。前半はプラン通り。
HTでメンバーを2名入れ替えて、いざ後半勝負と意気込んで入ったのですが、後半開始してすぐの42分に失点。
これが痛かったですね。
気持ちが前のめりになってしまったのか、大事な立ち上がりのところでロストの仕方も含め不用意でしたね。後半勝負と思いながらも、得点も失点もしやすいこの時間帯は慎重に入らないといけない。
この失点で、さぁいくぞという部分が少し削がれてしまいました。もちろん選手達は諦めることなく、ここからだぞと声を掛け合って戦ってくれ、最後まで諦めずに走り続け終盤はチャンスも作りつつゴールに迫りましたが0-2で試合終了。
細かい部分は多々ありますし、結果的に届きませんでした。全然まだまだです。
しかし、言い表しにくいですが、雰囲気的にも私は非常にポジティブに捉えられた試合だったような気がします。この感じで前節までの試合ができていたらと思わせる感じがしました。
内容も含めて少しずつ前進しているかなと思いますし、危機感がようやく出てきたのかな。これを続けてほしいし、もっともっと出さないといけない。
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ずっと言っていますが、まずベースの部分。技術や戦術の割合も大きいですが、それはベースの(土台となる)部分がしっかりした上に成り立つもの。
プロだけじゃないが、本気で戦っている選手は1点や勝利に心の底から喜ぶし表現するし、勝つことに全身全霊を懸けている。だからこそあの感情が表に出る。もちろん我々の選手は中学生だしプロではないから結果で生きている訳ではないし、ましては育成年代なので勝つ事だけに拘っている訳ではない。
だけど勝ちたいという気持ちは同じ。それが動機の一つだし、心や身体を動かす大事な原動力の一つ。
無いわけではない。足りないし、表に出していない。恥ずかしいとか、格好悪いとか感じているのだろうか。何も格好悪くない、ここで勝ちたいと言っている奴らがスマしてやらないほうが格好悪いしダサい。
一生懸命にみっともなくても必死に頑張る姿がなによりもかっこいいし、それを見て小馬鹿にするのではなく触発され俺も負けてられないと思ってほしい。そんな選手になってほしいし、そういう人間になってほしい。こういう時代だからこそ必要な部分。
1人じゃ戦えないサッカーだし、11人やチームの力が足し算ではなく掛け算だからこそ強いチーム相手にも戦えるのがサッカー。得られる喜びも多い。
ちょっと話が脱線したような気がしますが、まずは1つ勝つ為に皆で感情も力も全部出し切る。それで勝てば自信がついて必ず流れを作れる。
全員で頑張って取った得点や勝利は嬉しいし、あの喜びは何物にも代え難い。本当に良いもの。掴んで沢山経験してほしい。
あの瞬間があるから、未だに私達もやめられないのかもしれない。
みんなで歓喜の瞬間を。
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